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06月19日-一般質問-03号

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  1. 富岡市議会 2018-06-19
    06月19日-一般質問-03号


    取得元: 富岡市議会公式サイト
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    平成30年  6月 定例会               議 事 日 程(第3号)                           6月定例会                           平成30年6月19日(火)午前10時開議                           富岡市議会議長 大塚利勝第1 続・一般質問平成30年6月19日1.出席議員(18人)    1番  佐 藤 次 郎 君        2番  島 田 進 義 君    3番  小 林   寿 君        4番  木 田 嘉 之 君    5番  黒 澤 淳 雄 君        6番  横 尾 秀 光 君    7番  長 沼 今朝男 君        8番  大 塚 利 勝 君    9番  佐 藤 信 次 君       10番  宮 澤 展 彦 君   11番  堀 越 英 雄 君       12番  壁 田 賢 二 君   13番  春 山 邦 雄 君       14番  栁 澤   敦 君   15番  相 川   求 君       16番  高 橋 總一郎 君   17番  茂 原 正 秀 君       18番  佐々木   功 君1.欠席議員(なし)1.説明のため出席した者  市  長  榎 本 義 法 君      教 育 長  横 田 公 男 君  市  長  飯 塚 幸一郎 君      総務部長  中 嶋 一 雄 君  公 室 長                 ・ 危 機                       管 理 監  市民生活  石 田 明 久 君      世界遺産  佐 藤 昭 二 君  部  長                 部  長  健康福祉  松 本 英 雄 君      経済産業  江 原 修 一 君  部  長                 部  長  都市建設  黛   好 幸 君      教育部長  佐 藤 正 和 君  部  長  水道局長  浦 野   隆 君      消 防 団  佐 藤   亘 君                       事務担当  秘書課長  大 島 康 弘 君      財政課長  茂 木 進 一 君1.事務局職員出席者  事務局長  山 内 久 志 君      次  長  茂 木 孝 之 君  議会係長  中 澤 寿 江 君      議 会 係  清 水 麻 衣 君                       主  事 △開議      午前10時00分開議 ○議長(大塚利勝君) おはようございます。本日は大変蒸しておりますので、上着を脱がれる方お脱ぎいただきたいと思います。議員の出席が定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 続・一般質問 ○議長(大塚利勝君) 日程第1、きのうに引き続き、一般質問を行います。初めに、9番議員 佐藤信次君、ご登壇の上、質問願います。9番。                (9番 佐藤信次君登壇) ◆9番(佐藤信次君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、私からはさきに通告してあります3点について質問したいと思います。 初めに、空き家対策の取り組みと今後についてであります。昨年12月定例会においては、空き家対策と移住推進について質問させていただきました。空き家については、その存在が問題になってからきょうまで多くの自治体がその対策に取り組んでいますが、解消はおろか、減少もままならない状況が続いています。今や空き家対策は、自治体における政策の重要課題の一つと位置づけられています。本市においても、これまでに平成27年の空き家調査から始まり、空き家バンクの開設、除去、リフォーム費用の補助、本来あるべき建物のよさを残しつつ、利活用に向けた取り組みとしてのリノベーションスクールの開設、そして6月からは移住促進住宅買い上げ空き家の募集事業も実施されています。 そこで、総括として、移住定住推進を含め、空き家対策事業の実績と効果についてお聞きしたいと思います。 次に、総合防災訓練と避難所についてであります。防災訓練は、平成13年度に第1回が富小校庭で行われ、その後はメーン会場を移動しながら、ことしは18回目になると記憶しています。昨今各地で発生する災害を見ると、訓練の必要性を痛感する出来事が数多く紹介されています。本県、本市は、災害が少ないことが売りとなっていますが、周囲を山々が囲む地形は必ずしも楽観できるものではありません。過去平成21年には妙義総合グラウンドの駐車場に直径3メートルほどの岩石の落下事案がありました。中津市耶馬溪町で発生した災害では、崩れた土砂の中に巨大な岩石が含まれていたことに驚愕したところであります。今年度の総合防災訓練も地震により甚大な被害が発生したことを想定したもので、理にかなった実施内容で、市民総参加の有意義な訓練になったと認識しています。また、災害によって被災された住民皆さんが、一時的とはいえ、安全と安堵を確保する場所として避難所の開設は必須です。 そこで、お聞きします。まず、訓練想定1で、深谷断層帯主部によるマグニチュード8.1、震度7の非常に強い地震が発生し、家屋の倒壊、火災の発生、ライフラインの途絶など甚大な被害が発生したとしていますが、がけ崩れは想定の域と思うが、記載のない理由をお聞かせください。 2番目に、避難所に常設されている備品以外に準備されているものは何か。 3つ目は、これまでの総合防災訓練で見直しあるいは改良された点は何かをお聞きしたいと思います。 3点目は、老人クラブ、富岡市ではシルククラブと命名しております。老人クラブ組織活動の根拠法は、昭和38年制定、老人福祉法にあります。第13条で地方公共団体は、老人の心身の健康の保持に資するための教養講座、レクリエーション、その他広く老人が実質的かつ積極的に参加することができる事業を実施するように努めなければならない。地方公共団体は、老人の福祉を増進することを目的とする事業の振興を図るとともに、老人クラブその他当該事業を行う者に対して適当な援助をするように努めなければならないと定められています。こうしてスタートした老人クラブですが、高齢者数の増加とは相反して、近年活動参加人員の減少が顕著となっています。全国の老人クラブ会員数は、平成22年に718万人でありましたが、27年には606万人と、約100万人減少し、全国老人クラブ連合会の、これは資料であります。クラブ数でも、ピーク時の平成7年には13万4,000あったものが、平成27年には10万4,000クラブに減少しています。こうした状況を踏まえて、次の3点について質問します。 本市におけるクラブ及び会員数の推移、県全体の状況、3つ目にクラブの必要性の意義をどのように周知してきたか、お尋ねしたいと思います。 以上、壇上からの質問とさせていただきます。 ○議長(大塚利勝君) 市長。                (市長 榎本義法君登壇) ◎市長(榎本義法君) それでは、佐藤議員さんの質問に順を追ってお答え申し上げます。 初めに、空き家対策の取り組みと今後につきましてお答えいたします。空き家対策は、地方自治体にとって共通の課題となっております。本市におきましては、平成26年度に区長さんの協力を得て空き家の調査を開始して以来、空き家バンク空き家除却補助金などさまざまな空き家対策に関する施策を実施してまいりました。平成27年5月に空家等対策の推進に関する特別措置法が完全実施されたことにより、市民の空き家に対する関心も少しずつですが、高まっておりますので、引き続き空家等対策計画に掲げた空き家の予防、空き家の流通活用の促進、特定空き家等の防止、空き家の需要の喚起の4つの基本方針に沿って、有効な施策を実施してまいりたいと考えております。 なお、具体的な答弁につきましては、都市建設部長から申し上げます。 次に、総合防災訓練と避難所につきましてお答えいたします。近年台風や豪雨、地震や火山活動による自然災害が全国各地で発生しております。昨日発生しました大阪北部地震では、最大震度6弱を計測し、4名のとうとい命が犠牲となりました。謹んでご冥福をお祈りいたします。また、日曜日の群馬南部地震では、最大震度5弱を計測しましたが、こちらは大きな被害に至りませんでした。土砂災害では、本年4月に発生し、6名の犠牲者を出した大分県中津市耶馬溪町の土砂崩落による災害は記憶に新しいところでございます。この災害は、発生前の数日間にわずかな降水量しか観測されていない雨なし土砂災害として極めてまれなケースと言われておりますが、今後全国どこでも起こる可能性があるとも言われております。また、5月27日の防災訓練において、ヘリコプターによる上空からの災害状況調査訓練を行い、さらに各防災関係機関の訓練を間近で見させていただき、訓練の必要性、重要性についても再認識したところでございます。 私は、公約で掲げましたように、全ての市民の安全、安心を守り抜く。そのためには、防災、減災対策にしっかり取り組むことにより、災害に強い市政の実現を目指してまいる所存でございますので、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 なお、佐藤議員さんからは3点のご質問をいただきましたが、それぞれ実務的な内容となりますことから、危機管理監から申し上げます。 次に、老人クラブシルククラブ)につきましてお答えいたします。本市の老人クラブは、昭和43年に老人クラブ連合会が発足し、会員相互の親睦を図ることはもとより、健康、友愛、奉仕を基本に健康で生きがいのある生活の実現と高齢者の健康福祉の健全な発展のため、生活を豊かにする楽しい活動、地域を豊かにする社会活動に取り組んでこられました。現在の超高齢社会は、高齢者が互いに支え合いながら楽しみを共有し、長寿の喜びを実感できる人間関係を構築することがますます大切となってきております。会員の皆様は、社会活動、各地域の地域づくり協議会にも積極的に参画され、地域性を生かした活動を進めており、今後の地域社会づくりに必要不可欠な存在としてその役割は大きなものと認識しております。会員の皆様がみずからの生きがいをつくり出すとともに、長年にわたって培ってきた知識や経験を生かし、高齢者同士の各種交流や健康づくりスポーツ体験ボランティア活動、学校との交流など多彩な事業への取り組みについて、さらなる支援を行ってまいります。 なお、佐藤議員さんからは3点のご質問をいただきましたが、いずれも実務的な内容となりますことから、健康福祉部長から申し上げます。 以上、壇上からの答弁とさせていただきます。 ○議長(大塚利勝君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(黛好幸君) 命によりまして、佐藤議員さんの空き家対策の取り組みと今後の空き家対策事業の実績と効果につきましてお答えをいたします。 初めに、空き家対策事業の実績でございますが、平成27年度に空き家調査を実施し、市内全域で776件の空き家住宅を確認しております。同じく平成27年度に空き家の流通の促進を目的として、空き家バンクを開設いたしました。現在までに登録件数は累計で11件となり、そのうち成約件数は3件となっております。平成28、29年度には、業界団体の協力を得て、空き家相談会を計3回実施し、72人から空き家の相続、売買、除却などについての相談を受けております。平成28年度から空き家を除却する者に補助する空き家除却補助金を実施し、平成29年度までに46件の申請がありました。同じく平成28年度から空き家を改修し、居住しようとする者に補助する空き家改修資金補助金を実施し、平成29年度までに3件の申請がありました。 次に、空き家の利活用についてでございますが、平成28年度には南後箇地内に養蚕体験農家住宅1棟を改修整備いたしました。この住宅は、平成29年4月から利用を開始し、地域おこし協力隊員が入居し、養蚕等の活動を続けております。活動実績といたしましては、見学者が683人が訪れ、繭は約70キログラムを出荷しております。平成29年度は、君川地内に地域養蚕施設を1棟改修整備いたしました。この施設は、養蚕を行う施設で、平成30年4月から移住者が入居し、現在最初の養蚕を行っております。富岡地内の市役所北側には、移住子育て応援住宅1棟を改修整備し、平成30年4月から移住子育て世帯が入居しております。神田水道橋近くには、移住体験住宅を改修整備いたしました。この施設は、本市に移住を希望する方が体験居住するための住宅で、現在利用開始に向けて準備をしております。リノベーションスクールの開設につきましては、平成28、29年度で延べ28人の方が受講しており、さらには受講生の中で志を持った民間プレーヤーが、具体的に事業化に向けて動き出しているところでございます。 次に、事業の効果についてでございますが、空き家は急激な人口減少に伴い増加傾向にあり、さまざまな施策を実施しておりますが、対策が追いついていないのが現状でございます。しかしながら、管理不全の危険空き家等については空き家除却補助金の利用により除却を進めることで、周辺住民に対する防犯性の向上や環境悪化の防止が図られており、流通可能な空き家については空き家バンク制度空き家改修補助金等を利用してもらうことで、売買や賃貸による利用促進が図られております。また、空き家を活用しての移住者の増加等の施設などにより、少しずつではありますが、効果が出ているものと感じております。 私からは以上でございます。 ○議長(大塚利勝君) 危機管理監。 ◎危機管理監(中嶋一雄君) 続きまして、総合防災訓練と避難所につきましてお答えいたします。 1点目の災害の訓練想定にがけ崩れの記載のない理由でございますが、本市の総合防災訓練は地震と台風による複合的な災害を想定した訓練としております。がけ崩れなどの災害でございますが、中山間地帯にあります本市にとりましては、地震のみならず、台風や大雨によっても発生する可能性がございますことから、総合防災訓練におきましてはがけ崩れや土石流、地すべりといった災害を一くくりにして土砂災害ということで、台風による災害想定の中で訓練を実施しておるところでございます。現在訓練の中で行っている避難場所の開設訓練や各種救出、救助訓練、情報収集訓練などは、どのような災害にも対応できる訓練であると考えておりますが、今後雨なし土砂災害なども想定の中に組み入れていく必要があると考えております。 次に、2点目の避難所に増設をされている備品以外の準備品でございますが、昨年度39カ所全ての指定避難所に、非常時にも点灯するソーラーLED外灯を設置いたしました。この外灯は、電力供給を行うためのコンセントと携帯電話などの充電が行えるUSB電源ポートを備えており、非常時の電源としても利用が可能となっております。また、災害用備蓄食料、飲料水、固形燃料、ろうそく、毛布、簡易トイレ、担架、救助工具セット等につきましては、市内8カ所の防災備蓄倉庫に分散をして保管し、災害に備えております。 次に、3点目のこれまでの総合防災訓練で見直し、あるいは改良された点でございますが、訓練につきましては毎年見直しを行っておりまして、昨年は緊急速報メールの配信、避難行動要支援者避難訓練避難所運営机上訓練を、またことしはメーン会場においてシェイクアウト訓練を新たに実施したところでございます。シェイクアウト訓練は、緊急地震速報があったときに姿勢を低くする、頭を守る、動かないという、まず第一にみずからの安全を確保する行動をとる訓練でございまして、場所を選ばずどこでも実施できますことから、防災訓練時に限らず、さまざまな機会での実施を広めていきたいと考えております。 本市の総合防災訓練は、住民参加型で、人口のおよそ3分の1の方が参加をするという驚異的な参加率となっておりますので、今後も多くの皆様が総合防災訓練に参加し続けていただけるよう、新たな訓練や訓練内容の見直し、改善を行い、マンネリ化させないよう努めてまいります。 私からは以上でございます。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松本英雄君) 続きまして、老人クラブシルククラブにつきましてお答え申し上げます。 1点目の本市におけるクラブ及び会員数の推移でございますが、本市の会員数は平成22年度2,470人でございましたが、平成27年度では2,177人と、293人減少しております。平成30年度になりますと1,806人となっております。クラブ数では、本市のピーク時は昭和62年度で90団体ありましたが、平成27年度では42団体であり、今年度は37団体に減少しております。 次に、2点目の県全体の状況についてでございますが、群馬県老人クラブ連合会の会員数も年々減少傾向にあります。ピーク時は、平成9年度で19万9,018人の方が加入されておりましたが、平成29年度では11万4,069人と、8万4,949人減少しております。 次に、3点目のクラブの必要性の意義をどのように周知してきたかでございますが、老人クラブはこれまで同じ地域で生活をする多くの会員とリーダーによって支えられ、クラブ活動を通じてお互いに健康増進や介護予防対策に関心を高め、地域づくりの一翼を担う奉仕活動を積極的に推進し、レクリエーションやスポーツを楽しむ中で仲間づくりを孤立することなく、地域で支え合う基盤を築いております。市といたしましても、老人クラブが毎年発行しております会報誌を全世帯に配布することによる会員募集に向けての支援のほか、芸能発表会や作品展等の各種活動について、広報やホームページへ掲載することにより広く市民に周知し、クラブの必要性や意義の啓発に努めているところでございます。 以上、第1質問の答弁とさせていただきます。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) ご答弁ありがとうございました。それでは、質問席から質問を続けさせていただきます。 空き家問題については、総括的な取り組みをお聞かせいただきました。なかなか一朝一夕にはならないというのは認識しているところですけれども、この問題については過去に私も空き家数はどのくらいあるかという話から始まって4回ほど質問させていただいています。どの自治体も深刻さは変わりないように思います。特に空き家を利活用するという、これについては移住定住促進という位置づけになると思うのですけれども、どうも富岡市においてはPR不足と弱さを私個人的には感じておるのですけれども、本市に住みたい気持ちを喚起したり、富岡はどんなところだろうという興味を持ってもらうなど、そういう取り組みがPRの中には必要だと思うのですけれども、富岡市の売りはどんなところなのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(黛好幸君) 本市は、世界遺産、国宝である富岡製糸場や日本三奇勝の妙義山など多くの観光資源を有しております。また、水と緑に囲まれた自然豊かな地域で、気候は年間を通じて温暖で住みやすいことが大きな特徴と言えます。さらに、都心からは100キロ圏内、高速道路や鉄道を使えば2時間弱で首都圏にアクセス可能という交通の利便性も備えております。これらの全てが住みたいまちを喚起させる要素であり、空き家の利活用を進める上で広くPRをしていければと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) こういう話は事あるごとに聞いているのですけれども、実際そういういいところを具体的にどういうふうに生かしていけるかという具体的な事例がなかなか見えないというところが、私はひとつPR不足の点ではないかなというふうに思います。できるだけモデルケースといいますか、こういう暮らしがあります、こういう自然の中にはこういう暮らしがあります、楽しみがありますということを具体的に示してもらうような取り組みをぜひこれからしていただきたいというふうに思います。 それから、市長もよく言われることですけれども、住みたい、住み続けたい、そういう言葉。そういう言葉はみんな思っているのですけれども、ではそこへ行ってどんな働き場所があって、生活していけるのだろうというのも大きな不安の材料になっていると思うのです。そういう意味で、働く場の確保というのは必要不可欠であると認識しています。空き家対策もそうした視点で活用したいという事例があちこちで見受けられるのですけれども、本市においては昨年リノベーションスクールという学校を開かれて、その卒業生といいますか、多くの方が期待されているというふうに聞いております。個人的には、このスクールから誕生したいわゆる民間プレーヤーの動きに大変私は注目しています。そして、大きな期待もしているところですが、その進展状況と具体的な事業化の内容についてお聞かせください。
    ○議長(大塚利勝君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(黛好幸君) 民間プレーヤーが行うリノベーションまちづくりの状況でございますが、まず市が所有しております旧守谷歯科が飲食店と町宿として計画が進んでおります。進捗状況といたしましては、現在設計がほぼ完了し、建築確認等の各種手続に入っております。これらの手続が終了次第、工事に着手する予定と伺っております。 このほかに、まちなかでリノベーション事業により3物件が事業化に向けて動き出しており、レンタルオフィスや町宿としての活用が検討されております。また、リノベーションスクールの卒業生を中心メンバーとする事業会社も立ち上がる動きがあると聞いておりますので、市としてもしっかりと支援してまいりたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) やはり理想やらというよりは、目に見えて形が見えてくると、自然と市内からも県内外からも注目が集まるというふうに思います。いろいろな面で波及効果が期待されると思いますので、私たちもできればその動きを知りたいと思いますので、機会があるごとにその進捗状況を議会にも報告していただけたら、我々もそれを知って、聞かれれば答えるし、さらにいろいろな場所に行ったときも、富岡はこうやっているという話もできますので、ぜひお願いしたいと思います。さらに、やはりマスコミといいますか、積極的にプレスリリースを行い、大いにPRにも努めていただきたいというふうに希望しております。 それと、6月1日から募集が始まっている移住促進住宅は、サテライトオフィステレワーク等という記載があるのですけれども、一方募集棟数の記載では、農業体験ができる農家住宅ともあるのです。ちょっと私としてはイメージが湧かないのですけれども、どんな想定をしておりますか。お聞かせください。 ○議長(大塚利勝君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(黛好幸君) 基本的には、富岡市に移住を希望される方が、移住体験を通して富岡市の魅力に触れていただき、またサテライトオフィスで働く方についても同様に、富岡市の魅力に触れていただくなど、移住につながるきっかけづくりの施設になればと考えております。 農業体験につきましては、移住体験者サテライトオフィスで働く方が、余暇の中で家庭菜園などを楽しむことができればと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 両面ということですね。農業地域でもあるし、企業の誘致にも適している。それは、先ほど売りという部分で共通点があるのかなというふうに思います。 実は、ここにテレワーク拠点を整備、群馬とあるのです。これは、下仁田町の例になります。ほかにもみなかみ町、高崎市が既に事業を展開しているわけですけれども、下仁田町では本年7月オープンを目指し、地方創生拠点整備交付金チャレンジショップテレワークの拠点となる施設の整備を始めています。実は、私はそこを見学してきました。非常に町に合うつくりで、簡単に言えば蔵づくり的な外観でした。中は非常に近代的なものでありまして、そういう拠点の整備を始めていると。先進地では、徳島県上山町もそうなのですけれども、やはり大きな工場を誘致するというのは非常に競争が激しいと思うのです。ですので、テレワークサテライトオフィスのような整備を行う。これも直接行政が行い、環境を整えてから誘致するという方法が、今後は効果的だというふうに思っております。 実は、みなかみ町にしろ、高崎市にしろ、多分下仁田町も視察に行っているということなので、そうだと思うのですけれども、この施設については指定管理者を置くと。そこへ指定管理者は企業の誘致も請け負うというのです。これで名前を申し上げてもいいと思うのですけれども、指定管理者、コトハバというところだそうです。企業にも顔がつなげるというところで、非常に指定管理者としての能力はあるというふうに聞いています。そんな中で、こういう考え方を本市はどのように考えているか、お聞きしたいと思います。 ○議長(大塚利勝君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(黛好幸君) テレワークサテライトオフィスの整備は、全国の自治体でも関心が高まっており、人口減少対策、空き家対策の一環として既に整備に向けて動き出している自治体も数多くあります。この事業につきましては、成功している自治体とそうでない自治体があるようでございますので、実施に当たりましては県内の身近な事例などを参考にしながら検討してまいりたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 今申し上げたように、県内でも既に展開している自治体もあるわけですから、ぜひ身近に参考事例があるということで見に行っていただいて、参考にしていただければというふうに思います。 それと、空き家の活用として、他の切り口として、空き家を単に人に貸すだけではなく、まずは住民が住み続けたいと思う地域づくりや、家族同然でみんなが集い、楽しく過ごせる場所をつくるという発想もあると思います。地元民が楽しく過ごせていないのに、ほかから来るはずがないとよく言われる話なのですけれども、ぜひこういう発想で空き家を活用するということも必要なのかなというふうに思います。そういう話題が外に発信されますと、ではどういうのか行ってみようと、来たら結構楽しいよというほうにも動く可能性も生まれてきます。 これは、名称でいいますと、地域100LDK構想という名称です。横須賀市の谷戸地区で取り組まれている事例なのですけれども、この内容については今回質問の通告と同時に当局にも内容を確認されていると思いますので、この辺の意見、感想をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(大塚利勝君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(黛好幸君) 横須賀市で行われております地域100LDK構想は、地域全体を大きな家と捉え、空き家を活用し、人を呼び込み、地域を元気にする手法であります。 この考え方は、現在富岡市で取り組んでおりますリノベーションまちづくり事業と同じでございます。例えば町宿がリビング、飲食店がダイニング、銭湯が浴室といった、製糸場周辺エリアを1つの家と捉える考え方でございます。この事業は、空き家や遊休不動産対策、人口減少や新たな産業によるにぎわいの創出等、まちの課題を解決できる事業であります。今まちなかでその芽が出てきたところでございます。これまでさまざまな空き家対策事業を行政で実施してまいりましたが、これからは官民連携で事業を推進していくことも必要であると認識しております。まちに魅力がなければ、空き家の増加を抑えることもできません。今後も官と民が連携して、まちの魅力を高めていきたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 産業という視点でも重要だというふうに思いますが、やはり住民の暮らしの中に溶け込んだ発想での私は地域100LDK構想というふうに捉えています。 空き家というのはまちなかだけではなく、言うまでもなく、郊外にも多くの空き家が存在しているわけです。この辺も忘れずに地域100LDKを検証しながら、地域づくりにつなげていただきたいというふうに私は希望しております。 では、次の質問に移りたいと思います。防災訓練関連ですが、訓練のマンネリ化、これは防災訓練の実施における議会への報告の際にも、ある議員さんからも質問が出ました。マンネリ化という言葉です。実施の意義、趣旨説明や災害に関するさまざまな情報の発信がこれから大いに必要だと。区長会や自主防災会を初め、関係者にしっかり説明を行うこと。このことにより、より内容のある総合防災訓練になると思いますが、当局のお考えをお聞かせください。 ○議長(大塚利勝君) 危機管理監。 ◎危機管理監(中嶋一雄君) 総合防災訓練の実施に当たりましては、各地区の自主防犯防災会の会長が一堂に会し、訓練の意義、趣旨や訓練内容についての確認をさせていただいておりますが、会議の内容を各地区にどのように伝えていくかは、それぞれの自主防犯防災会にお任せをしておるところでございます。市といたしましては、自助、共助、公助の考えのもと、市民の皆様には総合防災訓練を通じて防災意識を高め、災害に備えていただきたいと考えておりますことから、各地区の区長さんへの説明やその方法につきまして、自主防犯防災会とも協議を行った上で説明会等の実施を検討してまいります。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) ありがとうございます。 私は、壇上で大きな岩石の崩落とかいうことをお話ししました。やはり富岡市は水害等にも結構被害を出した過去があります。土砂についても山間地でありますので、災害が起こる可能性も大いに含まれているというふうに思います。これは、静岡大学防災総合センターの牛山素行先生なのですけれども、2004年から2017年に風水害による犠牲者数を調べた数字によると、洪水では22%、河川、増水した川に近づいたという被害の犠牲者は18.8%、土砂、先ほどから申しております状況です。それについては46.9%と非常に高い数字を出しております。ほかにも強風、高波、その他合わせて12.3%という数字があるのですけれども、本市の実情に即した内容のある訓練、先ほどから申しております、がけ崩れや土砂災害、こういう内容のある訓練を想定していただいたらいいと思うのですけれども、その辺はいかがでしょう。 ○議長(大塚利勝君) 危機管理監。 ◎危機管理監(中嶋一雄君) 中津市耶馬溪町の土砂崩落のように、極めてまれなケースと言われております災害でも、今後全国どこでも起こる可能性がありますことから、総合防災訓練におけるメーン会場での訓練につきましては、どのような災害にも対応できる訓練としてまいりたいと考えております。 一方、各避難所における訓練につきましては、各地区により被害の想定も違ってまいりますことから、まずは自分たちの地区ではどこでどのような災害のおそれがあるのか、どのように避難をしたらよいのか、自助、共助のあり方なども含めまして、地域の皆様で話し合っていただき、地域の実情に即した訓練を各地域で行っていただけるよう、自主防犯防災会に働きかけをしてまいりたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) もう少し具体的な話をしたいと思うのです。その前に、少し土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律、土砂災害防止法という法律なのですけれども、この法律は平成11年6月29日の広島災害で死者24名を出した教訓を受けて、平成13年3月28日に公布された法律です。その趣旨は、土砂災害から国民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域について危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等のソフト対策を推進しようとするものと記載されています。 本市には、当該地域が広く分布しております。例を挙げれば、神成地域です。神成山南面は急傾斜が続き、その下に多くの住宅が存在しているわけです。恐らく土砂災害防止法の趣旨に記載されている既存住宅の移転促進箇所に当たる場所と思われます。したがって、災害の避難場所は山から相当離れた場所に設けなければなりません。同時に小集まりの場所も、土砂が崩れ落ちる範囲を想定する必要があります。言いたいことは、地域の実情に即して行うとは、こうしたことだというふうに思うのです。来年の防災訓練では、現地確認を行うなどして、まさに地域の実情に即した内容で実施することを私は強く望んでおります。ちょっと長くなりましたけれども、十分この辺も現地確認をしていただいて、次に備えていただくと、災害に備えていただく体制をお願いしたいと思います。 あと、災害時には、高齢者、障害者の方などの避難が大きな課題になると思うのです。短期間の避難生活でも苦労は多いと予想されます。エコノミー症候群なんていう言葉がありますけれども、最近では福祉避難所という言葉が使われています。福祉避難所は本市にはあるのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 危機管理監。 ◎危機管理監(中嶋一雄君) 生涯学習センターと勤労青少年ホームを福祉避難所として指定をしておるところでございます。両施設は、市の施設であること、耐火構造であること、建物面積が広く、配慮を必要とする避難者のための空間が確保できること、障害者用トイレやエレベーターがあることから、指定をしたものでございます。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 災害時には、その指定されたところまで移動するということもなかなか高齢者、障害者の方は大変になるわけです。身近にそういう福祉避難所があると大変いいのですけれども、これは時間も費用もかかる話なので、将来的に少しずつ整備していただけたらというふうに思います。 そうした方以外にも、高齢者でちょっと生活困難、日常生活も困難な方も当然避難されてくるわけです。そうした方が、例えばベッドで寝起きしているのだよと、ポータブルトイレがないとトイレに行けないのだよと、さらに歩行器具等も求められることもあると思うのです。そうした対応は考えていらっしゃいますか。また、そういう方々をサポートする、支援する人員の確保も必要と思うのですが、これについてはいかがでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 危機管理監。 ◎危機管理監(中嶋一雄君) 福祉避難所としての機能を確保するためには、ベッドなどを別の保管場所から運搬をするなど、機材の準備や、技術や知識を有する人材の確保などで立ち上げに時間を要するとともに、社会福祉協議会などの団体の協力が必須となっております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 例えばリース会社と協定を結べば、そういうところから、多分結んであるのかな、リースの手配等もできると思うのです。その辺も含めて検討していただきたいと思います。 それで、こういう福祉避難所というのは、他の自治体でも当然見られるわけです。民間の福祉施設も富岡市はかなり多くふえておりますけれども、そういうところを指定してはどうかなと思うのですが、いかがですか。 ○議長(大塚利勝君) 危機管理監。 ◎危機管理監(中嶋一雄君) 福祉避難所は、高齢者、障害者、妊産婦、乳幼児、病弱者など避難所生活において何らかの特別な配慮を必要とする人たち、及びその家族を滞在させることが想定される避難所でございますので、デイサービスセンターなどの老人福祉施設、障害者支援施設、特別支援学校、小中学校、公民館などが福祉避難所として利用可能であると考えておるところでございます。今後は、福祉避難所の充実を図るため、物資、機材、人材などが整っている民間の社会福祉施設などと緊急時に福祉避難所としてご協力をいただけるよう協定を結んでまいりたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) これは、大変頼りになると思いますので、ぜひ早急にご相談をしていただければというふうに思います。 この防災訓練と避難所については最後の質問になりますけれども、市長は公約で防災ラジオを希望者に再配布。これは希望者の一部負担になりますけれども、するとしていますが、実施に向けての取り組み状況をお聞かせください。 ○議長(大塚利勝君) 市長。 ◎市長(榎本義法君) 現在防災行政無線は、そのあり方を含めた検討をしているところでございますが、防災ラジオにつきましては防災行政無線の整備を終えてから、あるいは一体的に整備を進めていく必要があると考えておることから、早急に防災行政無線の方針を決め、現在の防災ラジオにかわる機器の整備に取り組んでまいる所存でございます。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) では、当局のお考えはそういうことなのですけれども、私も個人的にこのお話はぜひ考えていただきたいということで一言申し上げたいと思います。 防災ラジオは、平成20年に高齢世帯を対象に第1回を販売。後に多くの希望があり、平成21年から26年度に希望世帯に販売されたと記憶しています。販売台数は3,473台、合計です。その後、最初に販売したラジオから故障が多く発生し、頼りにしていた防災情報を得る手段を断たれました。私としては、せめて故障台数を把握し、販売の対象をひとり暮らしの高齢者、現在1,517人の方がいるそうです。もうこの方に希望者限定でもいいと思います。限定でも結構ですので、少しでも災害弱者と言われる方に救いの手を差し伸べていただきたいと切望するものであります。仮にデジタル化を選択して、平成34年12月まで待たなければならないとしたら、市長が公約を上げている全ての市民の安全、安心を守り抜く防災減災対策にしっかり取り組む。災害に強い市政の実現を目指すと述べていることをもう一度確認していただき、再配布を切に、切にお願い申し上げたいと思います。 それでは、次の質問に移ります。老人クラブの理念として、会員相互の親睦を図る、健康で生きがいのある生活の実現、生活を豊かにする楽しい活動、地域を豊かにする社会活動が挙げられますが、この理念に沿って行われてきた、また行われている本市の具体的な内容をお聞かせください。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松本英雄君) 具体的な活動内容といたしましては、友愛訪問活動として会員宅を訪問するほか、近隣の虚弱高齢者宅も訪問し、交流を深める活動を行っております。また、年間を通して社会奉仕活動を推進しており、市内各地区において無理のない範囲で小中学校の登下校の見守り、花いっぱい運動、集会所の清掃等を行っております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 非常に悩ましい話だと思うのです。私も老人クラブに入れる年齢になったのですけれども、どうしていいのかわからないというのが実情です。 そんな中で、入りたいという人もいると思います。しかし、クラブ数、会員の減少というのは年々減少がふえていくといいますか、減少しているということです。当局は、そうした理由といいますか、どのように捉えているのでしょう。また、魅力あるクラブづくりには何が必要だと思いますか、お聞かせください。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松本英雄君) 会員の高齢化による退会と年金受給者の年齢上昇により、仕事を続ける方がふえ、入会をしないケースが大きな理由と考えます。魅力あるクラブづくりには、若手の担い手養成が必要であり、活動メニューの見直しや新規事業の立ち上げ等も検討が必要であると考えます。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 言葉で言うのは簡単なのですけれども、なかなか難しい話だと思いますけれども、壮大な理念、目標があるわけですから、これをまずとにかく諦めずに一歩一歩クラブの増、会員増に努めていただきたいというふうに思います。 減少対策、市民への理解、会員数の確保として、広報を中心に挙げられているようですが、任意の団体であれ、行政のより積極的な対応、支援が必要に思います。特に単位クラブの対応が希薄に感じているのですけれども、その辺についての当局がお感じになっているのはどんなお感じになっていますか。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松本英雄君) 毎月常任理事会を開催いたしまして、各クラブの現状、課題等について積極的な意見交換がされております。単位クラブへのあり方についても、より詳細な内容が伝わるよう事務局としても努力しておるところでございます。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 努力、努力、努力に尽きると思います。それにぜひ工夫ということも念頭に置いて、大いに発展するために努力していただきたいというふうに思います。 ある自治体では、会員増強及び老人クラブ活性化に向けた提言を策定して、魅力あるクラブづくりを目指している。課題解決に向けた提言では、9つ挙げている。その中で、会員増強、加入促進において一番効果があるとして取り組んでいるのが勧誘なのです。勧誘は複数で行い、勧誘強化月間を設けて活動することであるというふうにしています。本市でもある程度の調査研究を行い、対策を講じる必要があると思うのですが、いかがでしょう。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松本英雄君) 勧誘につきましては、会長、役員の役目となっているのが現状でございます。それぞれのクラブでも会員一人一人がクラブの魅力を未加入の方に伝えることが、会員増につながる一番の効果であると考えております。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 先ほどの事例は、一般財団法人北海道老人クラブ連合会若手委員会、女性委員会という方が会員増強及び老人クラブ活性に向けた提言、魅力あるクラブづくりのための一歩という、こういう研究会的なことをして、我々を取り巻く状況はどうなのだ、何をすればいいのかということをまとめてあるのです。メンバー的には、行政は加わっていないです。しかし、行政の働きかけも当然あったというふうに思いますけれども、これは平成29年3月に作成されているのです。こうしてしっかり取り組んでいる自治体もあるということ。これはインターネットで検索すれば出てくることなので、ぜひこういうものも参考にして、さらに力を入れて老人クラブの会員数の確保、クラブの充実というのも図っていただきたいというふうに思います。 この中にもうたわれているのですけれども、老人クラブ保険というものがあるのですけれども、これについてはどのような保険なのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松本英雄君) 老人クラブ保険でございますが、日常生活全般24時間のけがを補償する24時間型と、クラブ活動中とその往復途上のけがを補償する活動型の2種類がございます。 ○議長(大塚利勝君) 9番。 ◆9番(佐藤信次君) 今高齢者の方、転倒するとかなり時間をかけて治療するか、あるいは最悪の場合は歩行困難になるというような状況もあるし、手足ならいいですけれども、打ちどころによっては非常に生命も危惧されるようなけがもする可能性もあるわけです。この中にも高齢者が保険を掛けるというのは大変なのです。年金から捻出しなければならないわけですから、なかなか大変だと思うのです。多分これは団体保険だと思いますので、相当安く入れる保険ではないかと私は思うのです。ですので、こういう保険があるということも伝えながら勧誘するというのも一つのやり方だというふうに思います。 ぜひ我々も近い将来、もう年齢は近いどころではないのですけれども、達しているのですけれども、活動するようになったときに、安心していろいろな活動ができる、社会奉仕もできる、クラブ活動もできる、そういう後ろに保障しているものが何かあると気持ちが違うと思うのです。ですので、そういうものもツールとして活用されることもいいのではないかなというふうに思います。ぜひよろしくお願いします。懇切丁寧なご答弁ありがとうございました。 以上で私の一般質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(大塚利勝君) 以上で9番 佐藤議員の質問を終了いたしました。 △休憩      午前10時55分休憩 ○議長(大塚利勝君) ここで11時5分まで休憩いたします。 △再開      午前11時05分再開 ○議長(大塚利勝君) 再開いたします。 △続・一般質問 ○議長(大塚利勝君) 次に、1番議員 佐藤次郎君、ご登壇の上、ご質問願います。1番。                (1番 佐藤次郎君登壇) ◆1番(佐藤次郎君) 議長のお許しをいただきましたので、私はさきに通告した3件について一般質問を行います。 まず最初に、環境保全の取り組みについてでございます。私たちは、物質の豊かさ、生活の利便さ、環境の快適さを追い求め、こうした生活の豊かさ、快適さは世界の人々の誰もが願う当然のことであります。しかし、それを求めるがゆえの人間活動、ひいては社会活動が飛躍的に拡大し、その帰結として生態系はおろか、現在人類の存続危機、自然災害を初め深刻な環境汚染などが進行しています。こうした中、私は富岡市がこうした環境保全に真剣に向き合う必要があると考え、次の点をお聞きします。 1、清掃施設の大気汚染の取り組みをお聞きします。 2、河川浄化の取り組みをお聞きします。 3、ごみ減量化の取り組みをお聞きします。 4、省エネルギー及びCO2削減の取り組みをお聞きします。 次に、障害者の65歳問題についてでございます。65歳になった障害者(以下「高齢障害者」)は、障害者総合支援法第7条の他法優先原則を理由に、障害福祉制度から介護保険制度への移行が求められています。しかし、障害者支援制度と介護保険制度とは、理念、サービス体系、支給決定基準などがさまざまな点で異なっております。さらに、障害福祉制度の利用料負担は2010年の国と障害者自立支援法違憲訴訟団との基本合意によって、市町村民税の非課税世帯は原則無料となりました。こうした制度の違いから、障害者は介護保険制度への移行に伴って、介護保険優先原則問題、いわゆる65歳問題が発生しています。 私は、次の点についてお聞きします。1、富岡市がこのことをどう捉えているのか。 2、今後どのように取り組んでいくのか、お聞きします。 そして、最後にボランティア団体などの今後についてでございます。富岡市内には数多くのボランティアなど団体が存在します。こうした団体は、富岡市政の遂行にも大きな影響を与えると考えられます。全国的にも人口減少、高齢化などの組織の維持なども今後問題となっていくことが懸念されます。私は、こうした地域の団体の現状をどう捉え、今後どういう施策に反映していくのかをお聞きします。 以上、壇上からの質問といたします。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(大塚利勝君) 市長。                (市長 榎本義法君登壇) ◎市長(榎本義法君) それでは、佐藤議員さんのご質問に順を追ってお答え申し上げます。 初めに、環境保全の取り組みにつきましてお答えいたします。これまでの生活の便利さ、快適な環境を求めた大量生産、大量消費の生活習慣は、私たちに大きな恩恵をもたらしました。その反面、地球環境の悪化や大量のごみの発生等の問題が生じております。その反省により、現在ではさまざまな環境保全対策が行われており、その重要性はますます増大しております。本市におきましても、よりよい生活環境を将来世代に引き継ぎ、この町がいつまでも安全で安心して生活できるよう、さまざまな環境対策を展開しております。 なお、佐藤議員さんからは4点のご質問をいただきましたが、それぞれ実務的な内容となりますことから、市民生活部長から申し上げます。 次に、障害者の65歳問題につきましてお答えいたします。1点目のどう捉えているのかでございますが、65歳を境に介護保険サービスを利用される際の課題として、利用者負担がふえる場合やなれ親しんだ障害福祉サービス事業所を継続して利用できない場合があることについては認識しております。介護保険制度へ移行することにより、サービスの内容が変わってしまい、生活への影響が出ることのないよう、障害のある方が住みなれた場所で安心して暮らし続けられるまちづくりを推進するため、障害のある方に寄り添い、不足するサービスは障害福祉サービスにより補うなどの支援をしていくことが重要であると考えております。 なお、2点目の今後の取り組みにつきましては、実務的な内容となりますことから、健康福祉部長からお答え申し上げます。 次に、ボランティア団体等の今後につきましてお答えいたします。ボランティア活動は、個人の自由意思に基づき、その経験や技能を余暇時間に活用して社会に貢献するという豊かで活力ある社会づくりに欠かすことのできないものでございます。特に福祉に関する市民のニーズへの対応や地域問題の解決などにつきましては、行政だけでは解決困難な事例が多くなってきておりまして、ボランティア活動の活性化を図ることは重要な課題と認識しております。 なお、具体的な答弁につきましては、市民生活部長から申し上げます。 以上、壇上からの答弁とさせていただきます。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 命によりまして、佐藤議員さんの環境保全の取り組みにつきましてお答えいたします。 1点目の清掃施設の大気汚染の取り組みについてでございますが、本市の焼却炉は乾燥火格子方式を採用しております。これは、燃焼により生じた高温の空気をあらかじめ焼却ごみに噴射し、ごみを乾燥させ、最適な燃焼温度で完全燃焼させることにより、一酸化炭素や塩化水素及びダイオキシン類の発生を抑制しております。それでも発生する大気汚染物質については、消石灰を吹きつけて中和を行い、消石灰と結合した粒径が大きな物質をフィルターを用いて回収し、重金属安定剤等の薬剤と混合して安定させた上で、埋め立て処理を行っております。ダイオキシン類につきましては、燃焼室上部に高温の空気を吹き込み、未燃焼ガスを高温で再燃焼させることにより、ダイオキシン類の再合成を防いでおります。以上のような取り組みにより、清掃センター焼却炉からの排出ガスは安全なものとなっております。 次に、2点目の河川浄化の取り組みについてでございますが、河川水質の浄化への取り組みといたしましては、合併処理浄化槽や下水道等の普及促進が主なものとなっております。その他の取り組みといたしましては、大塩湖において行われております、水中に空気を送ることで水を循環させるエアレーション設備や、浮島を設置して植物の根からリンと窒素を吸収させ、刈り取り除去する取り組みなどを行っております。また、注目の取り組みとして、本市においては過去に丹生湖において、群馬発の水質浄化技術である鉄デバイスを使い、水の浄化を図ったこともございますが、これは群馬高専の小島名誉教授が開発したもので、麻袋に鉄と炭、腐葉土を入れて水浄化を行うもので、榛名湖などではこれにより多くの水草が再生しております。さらに、四国の四万十川などでは、環境浄化微生物えひめAIなどを使った取り組みで効果を上げている事例もあるようでございますので、今後これらの有効性を検証した上で活用を検討してまいりたいと考えております。 次に、3点目のごみ減量化の取り組みについてでございますが、平成27年度に策定した一般廃棄物処理基本計画の中で6つの重点施策を掲げ、取り組みを行っております。その柱でありますリデュース、発生抑制、リユース、再利用、リサイクル、再生利用の3R意識の醸成、啓発を図り、ごみ減量化の推進を図っているところでございます。市では、家庭用生ごみ処理機購入補助金、コンポスト容器の無償貸与、枝木粉砕機の無償貸し出し及び有価物集団回収への補助金などの施策を行っております。また、新たな取り組みとして、本年4月から可燃ごみの中身を調べる展開検査を実施しております。これは、清掃センターに搬入された可燃ごみについて、抽出でごみの中身を調べるもので、県内先進地では1割以上のごみ減量効果を上げております。展開検査の実施は、搬出者からの苦情などもございますが、ごみ減量化への有効な手段でありますので、広報、ホームページでの繰り返しのお知らせや区長、廃棄物減量等推進員さんへの協力依頼を行ってまいりたいと考えております。 その他の取り組みといたしましては、昨年度七日市地区をごみ減量化のモデル地区として講師を招いたワークショップを行い、ごみ減量化の啓発を図ってまいりました。今年度も引き続き七日市地区で実施していくとともに、新たなモデル地区の設置を検討してまいります。 次に、4点目の省エネルギー及びCO2削減の取り組みについてでございますが、市では平成24年度に富岡市地球温暖化対策推進実行計画を策定し、温室効果ガスの削減目標を毎年1%ずつ減らす取り組みを行っております。また、毎年エネルギー管理講習会を職員に受講させてエネルギー管理統括者を置き、市有施設の省エネ対策について指導、啓発を行っております。具体的な取り組みとしては、昼休みの消灯やノーマイカーデーの取り組みを行っており、実施結果を職員に周知し、啓発を図っております。また、市民の皆様には、アイドリングストップの看板を配布して、省エネのお願いをしております。特に本年度から3カ年で行う清掃センターの基幹的設備改良工事においては、インバーター制御による高効率モーターへの切りかえや、照明をLED照明に交換及び空気予熱器の更新により温水の発生量をこれまでの約2倍にして、施設の冷暖房に利用する計画となっております。環境省では、設備改良後のCO2削減率目標を3%としておりますが、本工事による実績値はそれを大きく上回る10%以上の削減を見込み、環境改善に大きく貢献いたします。 私からは以上でございます。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松本英雄君) 続きまして、障害者の65歳問題についての2点目、今後の取り組みについてでございますが、障害者総合支援法が改正され、ことし4月に施行となり、利用者負担額等の課題につきましては、65歳で介護保険サービスへ移行した場合であっても、一定の要件に該当する人について、利用者負担を軽減できる制度が開始となりました。また、サービス体系や支給量の課題につきましては、これまでと同様に特定相談支援事業者や介護支援専門員等と連携し、個々の障害者の状況に応じて必要となるサービスが不足することのないよう、適切な障害福祉サービスの提供に努めてまいります。 私からは以上でございます。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 続きまして、ボランティア団体等の今後につきましてお答えいたします。 本市におけるボランティア団体の状況でございますが、近年団体数こそ維持されておりますが、メンバーの高齢化や人口減少、また定年退職後も継続して仕事を続ける人がふえていることなどから、構成員数は減少が続いております。福祉介護分野においては、活動資金が不足している、活動の拠点を確保できないなども原因として挙げられております。市では、あい愛プラザ内にボランティアサポートセンターを設置し、ボランティアやNPOなどについての情報提供や相談を行っております。今後若者や退職者への活動参加の呼びかけ、支援施策のわかりやすい提供と相談、活動団体のPRなどを行い、活動への理解と参加を働きかける施策を進めてまいります。 以上、第1質問の答弁とさせていただきます。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) これからは、再質問という形でとらせていただきます。 まず最初に、今回本当に短い間に専門用語を理解していただいた職員と当局に感謝申し上げます。まずこれだけ最初に言っておきます。今後また難しい言葉が出てくると思いますけれども、その都度ちょっと簡単に説明していきます。 まず、第1問目なのですけれども、清掃施設で排出されている化学物質、これはどのようなものがあるのか、お答えください。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 焼却施設から排出されている化学物質といたしましては、ダイオキシン類、窒素酸化物、硫黄酸化物、塩化水素、一酸化炭素、ばいじんなどが排出されておりますが、全て排出基準値以下となっております。また、最終処分場からも浸出水が出ておりますが、中和処理や生物処理、活性炭吸着、消毒等をそれぞれ適切に行いまして、放流しております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) それでは、清掃施設の異常発生時、いろいろなものが流れたりするのですけれども、外部流出時にこの防御堤、あるいは遮断装置というのは設置されているのか、お答えください。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 焼却施設につきましては、機器類の高負荷時には安全装置の作動により自動停止する仕組みとなっております。また、停電時には非常用の発電機が自動作動いたします。また、資源化施設では可燃性ガスを検知した場合には、全機器が自動停止いたします。 最終処分場処理施設等の薬品を多く使用する施設においては、収納容器の破損による液漏れを想定し、薬品収納設備を別室に設けるとともに、流失防止壁も設置しております。使用する薬品や排出している物質の中には有毒性が高いものもありまして、その物質の特性や取り扱いを示した安全データシートを作成し、緊急時の対応を図っております。また、灯油地下タンクでは、年1回の保守点検で気密試験や清掃を実施しております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 地下タンクは、学校施設にもあります。ぜひこの辺は漏油だとかそういうことがないよう、よろしくお願いします。点検よろしくお願いします。 それでは、次にリスクアセスメントとリスクマネジメントの書類の作成はされていますか。また、これがなければ、その作成の考えがあるのか、お聞きします。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 清掃施設につきましては、既に緊急対応マニュアルがあります。火災、爆発、停電、断水、豪雨水害、薬品事故等突発的な事故が発生した場合には、マニュアルに沿って対応いたします。今後新たな事象発生につきましても検証し、対応できるようマニュアルの見直しを図ってまいります。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) ぜひマニュアルの見直しは行っていただきたいと思います。 それでは、ちょっと今度はISO14001、これ皆さんご存じかもしれませんけれども、環境マネジメント国際規格というのがあります。市役所では、このISOの取得というのは必要はないのですけれども、民間ではかなり多くの企業がこぞって認証を受けています。このISO14001、いわゆる環境マネジメントの国際規格に関するISO14001、これの同程度の書類が必要と私は考えるのですけれども、このことは作成されていますか。それとも、なければまたその作成のお考えはあるのか、お聞かせください。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 現在ISOの登録義務はありませんので、登録の予定はございません。しかし、環境マネジメントシステムに関する大変有効な国際規格であるとの認識をしておりますので、今後各自治体の状況を注視しながら対応をしてまいります。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 私は、同程度の作成は必要だと考えております。 次に、これは平成27年12月4日と、その次の年の1月8日に学校給食で異物混入の事案があったのを皆さん、記憶があると思います。その中で私が、HACCPという言葉を使った、全員協議会の中で使ったことがありますけれども、このHACCPというのはHazard Analysis and Critical Control Point、つまり危害分析、重要管理点、この規格があるのですけれども、最近ではこの欠点を補うISO22000、これが食品安全性マネジメント、これも国際規格になったのですけれども、私はこういう規格をいわゆる納入業者、安全性だけではなくて、環境保全の立場から、こういう規格を納入業者にも求める必要があると思います。このISO22000、またはHACCPの食品業界に環境保全の観点から要求したほうがいいと思いますけれども、この辺はどう考えているのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 教育部長。 ◎教育部長(佐藤正和君) ISO22000またはHACCPの導入は、安全で衛生的な給食を安定して提供するために大変有効なシステムであると認識しています。 今回本市の学校給食センターにおける取引業者について調査した結果、HACCPの導入率は2割程度でありました。国においても課題としているようでございますが、食品の安全性に係るこれらのシステムを早急に普及させることが求められております。このようなことから、これらシステムの導入について取引業者への働きかけを行ってまいりたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 今言われたように、このHACCPだとかというのはかなり業者にとってもハードルが高いのです。しかし、やっぱり食品の安全やその排出などの環境保全については求めていただきたいと私は考えております。 それでは、ちょっと次の質問で、今度は新庁舎についてお伺いします。新庁舎が完成して、もう少しで1年たつわけですけれども、旧庁舎と新庁舎を比較しますとエネルギーの使用量というのがどう推移しているのか、そしてそのことをどう捉えているのか、お答えください。 ○議長(大塚利勝君) 市長公室長。 ◎市長公室長(飯塚幸一郎君) 初めに、電気使用量でございますが、新庁舎における平成29年8月から平成30年3月までの8カ月間では25万6,584キロワットアワー、前年同期比では37万3,871キロワットアワー、比較いたしますと11万7,287キロワットアワーの減、率にしますとマイナス31.4%となっております。これは、新庁舎に太陽光発電及びマイクロコージェネ発電を取り入れたことによりまして、全使用量のうち約37%を自力で賄えるようになったことによるものでございます。 次に、水道使用量でございますが、同様に新旧庁舎の使用量を比較いたしますと、新庁舎では1,534立方メートル、旧庁舎では3,445立方メートルで、1,911立方メートルの減、率にしますとマイナス55.5%となっております。これは、雨水を地下タンクに貯水し、トイレの排水に使用するとともに、節水タイプのトイレを設置したことによるものでございます。このように環境に優しい省エネ庁舎として整備したことで、エネルギー消費量の抑制につながり、環境負荷の低減にも貢献していると考えております。
    ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 大分省エネになっているというのは実感します。こうしたことは、やっぱり市は真剣に取り組んでいるのだということを市民の皆さんにもお知らせしたほうがいいと思います。ちょっと私思うのですけれども、市としてアピール不足なのかなというのが思います。市はこれだけ頑張っているのだから、市民の皆さんも頑張ってくれというぐらいのアピールをしたほうがいいと思います。 それでは、次に給食センターの過去3年程度のエネルギー使用量、CO2換算値をお聞きします。また、そのエネルギーが有効に使用されているのか、お答えください。 ○議長(大塚利勝君) 教育部長。 ◎教育部長(佐藤正和君) 初めに、水道使用量ですが、平成27年度1万9,147立方メートル、平成28年度1万9,976立方メートル、平成29年度2万625立方メートルでございました。 次に、ガス使用量ですが、平成27年度10万1,663立方メートル、CO2換算値は22万7,725キログラム、平成28年度10万505立方メートル、CO2換算値は22万5,131キログラム、平成29年度9万7,663立方メートル、CO2換算値は21万8,765キログラムでございました。 最後に、電力使用量ですが、平成27年度55万8,984キロワットアワー、CO2換算値は26万4,958キログラム、平成28年度53万6,986キロワットアワー、CO2換算値は25万4,531キログラム、平成29年度54万4,159キロワットアワー、CO2換算値は25万7,931キログラムでございました。 また、エネルギーが有効に使用されているのかとのご質問ですが、当給食センターは完成から早くも9年目となりました。この間、建物本体はもとより、水道、ガス、電気、機械などの設備につきましても点検やメンテナンスを滞りなく実施し、常に良好な状態で稼働できており、光熱水費の節減にも努めていることから、エネルギーを有効に使用しているものと考えております。なお、電力についてですが、契約電力380キロワットに対し、最大需要電力が380キロワットに達する月があり、また力率につきましては年間を通し常に100%となっていることから、殊に電力エネルギーにつきましては間違いなく有効に使用できているものと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) このことは、電気料金を最も安く適切に運用されていると言ってもいいと思います。この契約電力というのは、電力会社と契約を結ぶのです。これだけの出力をやります。家庭でいうと、いわゆるアンペアです。30アンペアとか60アンペアとか、そういうのありますね。この契約電力というのが電気の基本料金になるわけです。それで、先ほど言われました最大需要電力、これがさっきの380、380ですから、一番いいことなのです。これが離れてしまうと、余計電気料を払わなくてはいけない。今力率が100%と、この力率というのは電気が有効に使えるかどうかという目安なのです。これが、100から99だとか、だんだん下がっていくと、余計電気料金が高くなっていきます。それとあと使用料です。それが電気使用料になります。これは、ぜひこのこともアピールしたほうがいいと思います。このことは、生徒たちにも知らせる必要があると思います。ぜひ学習の機会を設けていただき、生徒に教えていただきたいと思います。 それでは、清掃センターの過去3年程度の各エネルギーの使用量、CO2換算値についてお聞きします。また、エネルギーが有効に使用されているのかどうかもお答えください。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 初めに、水道使用量ですが、平成27年度4万6,540立方メートル、平成28年度4万6,343立方メートル、平成29年度4万75立方メートルでございました。 次に、プロパンガス使用量ですが、平成27年度4.8立方メートル、CO2換算値は11キログラム、平成28年度9.3立方メートル、CO2換算値は22キログラム、平成29年度12立方メートル、CO2換算値は28キログラムでございました。 次に、灯油使用量ですが、平成27年度3万リットル、CO2換算値は7万4,700キログラム、平成28年度3万4,000リットル、CO2換算値は8万4,660キログラム、平成29年度3万8,000リットル、CO2換算値は9万4,620キログラムでございました。 最後に、電力使用量ですが、平成27年度259万3,992キロワットアワー、CO2換算値は122万9,552キログラム、平成28年度269万5,988キロワットアワー、CO2換算値は127万7,898キログラム、平成29年度268万6,575キロワットアワー、CO2換算値は127万3,437キログラムでございました。 また、エネルギーが有効に使用されているのかとのご質問ですが、当清掃センターは点検やメンテナンスを滞りなく実施し、常に良好な状態で稼働できており、光熱水費の節減にも努めていることから、エネルギーを有効に使用しているものと考えております。なお、電力についてですが、契約電力650キロワットに対し、最大需要電力が624キロワットに達する月があり、また力率につきましては99%となっております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 清掃センターもかなりいい成績であると私は思います。今後使用量などの削減に努めていただければと思います。 それで、次の質問に移る前に、最初の答弁の中で本年度から3カ年で行う清掃センターの基幹的設備改良工事について、ちょっとこれ私話しますけれども、私が心配しているのは、これ約30億円かけるのです、この基幹的設備改良工事。次の2つの問題があると私は思っております。今の清掃センターの現体制でこの工事がうまくいくのかと、うまく対応できるのかと。やっぱりこれは工程管理だとか現場監督、後でちょっと述べますけれども、技術者の養成、育成に関してやはり3人程度は補充してもらいたいと思います。 次の2番目の問題なのですけれども、第1答弁の中でCO2削減目標を3%としています。本工事による実績は、それを多く上回る10%以上と、これはちょっと一部インバーター制御による高効率モーターへの切りかえというのがありますけれども、実際この3%、10%と言っているのは、業者から出たデータなのですよ、これ。業者から出たデータなのです。これを検証できる、チェックして検証できる人が残念ながらいないのです。これが一つ問題だと思います。 それで、この業者から出てきたものをまともにチェックできないとなると、これはちょっと今後も問題かなと私思ったので、この高効率モーターのインバーター制御、この回転数を制御するのですけれども、私がちょっと試算してみました。これは、先ほど部長から言われましたように、燃焼したガスを引っ張り込んで煙突に出す手前のモーターなのですけれども、誘引送風機という、これはこの施設では一番でかい、大きいモーターなのです。このモーターをインバーター制御して、いわゆる回転数制御して省エネを図るのですけれども、そのデータもないのです、はっきり言って。 私、去年の実績に基づいて試算してみました。どれだけ電気が減るのか、電気料金が減るのか、CO2が削減できるのか。ちょっと述べますけれども、これはあくまでも私の見積もりなので、一応少なく見積もっています。節約電気量が6万1,500キロワットアワー、これは後でデータを差し上げてもよろしいですけれども。節約の電気料金154万円、CO2の削減量34トン、一応こういう試算が出ました、私が計算したら。ですから、今回こういう会社からのデータをうのみにするのではなくて、そのチェックして、検証できる、そういう体制をこれから市としてもつくっていく。日ごろ私、技術者をふやせということをよく言うのですけれども、そういうことをぜひ行っていただきたいと思います。このデータは欲しければ差し上げますので。 それでは、一般廃棄物の過去3年間の状況とその課題をお聞きします。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) ごみの総排出量は、平成27年度が1万9,666トン、平成28年度が1万9,416トン、平成29年度は1万9,241トンでございまして、減少傾向にあります。課題といたしましては、人口減少率に対してごみの減少率が鈍化していることでございます。原因といたしましては、核家族の増加による小包装、安全性を高める過剰包装、通信販売の増加によります包装ごみの増加が考えられます。今後雑紙もリサイクルできることをさらに啓発いたしまして、ごみの減量化を図ってまいります。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 私ごみステーションをよく見ますと、やっぱり雑紙が結局出ていて、燃えるごみのほうに入ってしまっているのです。ぜひこの雑紙というのをちゃんとリサイクルできるような形にしないと、やっぱりごみの減量化というのは本当に難しいと思います。ぜひこれは広報だとか市民によく知らせていただきたいと思います。 次に、リサイクル施設の過去3年の状況とその課題をお聞きします。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) ごみの総排出量のうち、リサイクル量は、平成27年度が3,175トン、平成28年度が3,058トン、平成29年度が3,002トンでございまして、減少傾向にあります。課題といたしましては、持ち込まれる家具の中にはまだ十分に使用できる家具もあり、リサイクルショップやフリーマーケットなどの活用を行っていただきたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) できればこういう家具を販売できればいいと思います。ぜひお考えください。 次に、上水道の水質について、過去3年間の状況とその課題をお聞きします。 ○議長(大塚利勝君) 水道局長。 ◎水道局長(浦野隆君) 上水道の水質につきましては、ここ3年間で大きな変化はございません。本市の上水道は、下仁田町の南牧川、鏑川から取水し、宮崎浄水場で浄水処理を行っておりますが、水道法に定められた水質基準を超えるなど問題となる事案はございません。今後の課題といたしましては、水源付近の山林の荒廃により、山自体が有する保水力が低下し、特に冬季の河川水量が減少するといった傾向が顕著なことでございます。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 水質は、やっぱり富岡市だけではなくて、上流の町村に働きかけることが本当に重要だと思います。先ほど部長が言われましたように、えひめAIとかAI2というのがあるのですけれども、その辺の検討もよろしくお願いいたします。 次の質問に移ります。先ほど言いましたように、子供たちへ特に重要なのが教育だと思います。将来を担う子供たちへのこの環境教育というのは非常に大切だと私は思っています。では、学校でどのようなことが行われているのか、お聞かせください。 ○議長(大塚利勝君) 教育長。 ◎教育長(横田公男君) 地球の温暖化や異常気象が続く現在において、将来を担う子供たちが環境について学ぶことは大切であると考えております。 理科、社会科等の教科では、動植物の飼育や栽培、環境保全や資源、ごみ問題にかかわる学習を行い、学校行事や総合的な学習の時間等では妙義青少年自然の家の宿泊体験学習や緑の少年団活動、PTAと連携した廃品回収によって自然体験や清掃活動、緑化活動などの実践を行っております。このように、学校では教育活動全体において計画的に環境の重要性やその保全について学び、みずからとのかかわりを考える体験的な環境教育を行っているところでございます。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) ぜひよろしくお願いいたします。 では、次に清掃センターなどの安全管理について、業者への指導、書類の整理についてお聞きします。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 工事期間中や設備機器の運転管理時等の安全管理につきましては、作業上義務づけられた検査を行うとともに、適切な用具を着用し、安全作業を行っております。具体的な例としては、酸素濃度や有毒ガスの計測、温度測定、ヘルメット、防塵マスク、防護服、安全帯、防護眼鏡等を着用しております。また、ごみの収集時では2名で対応し、うち1名は通過車両の交通誘導や収集車の後退時の安全確認を行うとともに、交通法規遵守で作業を行っております。工事期間中や運転管理及び収集時の安全管理の指導につきましては、作業報告書、運転管理日報を毎日提出させ、その都度指導を行っております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) こうしたマネジメントはしっかりお願いいたします。 それでは、市市有施設、市が持っている施設のエネルギー削減目標についてお聞きします。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 市では、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、平成24年に富岡市地球温暖化対策推進実行計画を策定し、温室効果ガスを現状の2,326万7,358キログラムから毎年1%ずつ、10年で10%削減する計画を立てて取り組みを行っております。各職場には省エネリーダー、サブリーダーを配置し、施策の3つの柱である廃棄物処分量の削減、電気使用量の削減、燃料、使用量の削減を掲げ、エネルギー削減に取り組んでおります。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 年数がどんどん経過すると、削減目標というのはだんだん厳しくなると思います。ぜひよろしくお願いいたします。 それでは、次に今後あるメーカーは、ヨーロッパでもディーゼル車はつくらないとかやらないという話が聞こえてきました。今後ディーゼル車が減少して、ハイブリッド車や電気自動車が増加すると思われます。こういった発電施設の増設などの考えをお聞きします。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 市で管理している充電施設は現在6カ所ございます。利用状況は減少傾向にありますが、今後の電気自動車の普及により増加が見込まれますので、利用状況の推移を注視し、設置について検討してまいります。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 最後の質問になりますけれども、これは市長にお聞きします。 2015年12月の私の一般質問で、自然エネルギー活用の中でバイオマス発電をどうするのかと、前市長に問いました。進めるということだったのですけれども、私はそういう施設をつくるのではなくて、当時のあれですから、リフォームして、高気密高断熱の家で経済効果をやったらどうかということを言いました。でも、今ある地域では、このバイオマス発電というのが懸念されています。このバイオマス発電の今後について、市長の考えをお聞きします。 ○議長(大塚利勝君) 市長。 ◎市長(榎本義法君) バイオマス発電は、未利用の再生可能エネルギーを有効利用することで循環型社会を構築し、地球環境に優しいエネルギーであると考えております。 本市がこれまでに検討してまいりました生ごみを利用したバイオマス発電の企業誘致につきましては、事業への市の関与における採算性のほか、事業に対する地域住民のご理解や生ごみの分別収集、運搬などで市民の協力が不可欠でございます。これまで候補地域での事業を検討してまいりましたが、事業者に対する生ごみ処理支払い費用が、清掃センターで生ごみを処理する費用の減少を上回る見込みであるとともに、地元の協力が得られる見通しが立たないことから、今回の企業誘致は断念いたしたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 私は、この生ごみの減量化、特にこれ強く進めてもらいたいと思います。これ、あと12分でいくかわからないのですけれども、最後に一言言います。 先ほどいろいろな施設、市の施設は、かなりエネルギーがちゃんと有効に使われているということはわかりました。しかし、私がある施設の現状を見たときに、そのマネジメントがなされていない。先ほど言いましたように、電気の盤のここを見たら有効に使われている。そういう施設があったのです。使われていないという施設が。それが、その施設は十数年、その状態なのです。業者もそのことに関して、何も点検業者は言わない。これではまずいと思います。ですから、私は身近な人を利用して、年に1回か数年に1回、そういう施設をやっぱりオーディット、監査する必要があると思います。これ最後につけ加えて、次の質問に移ります。 障害者の65歳問題について、65歳問題のうちこの利用者負担の軽減措置に関する高齢障害者というのは何人いるのか、お答えください。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松本英雄君) 平成30年4月現在で4人でございます。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) この人たちへのいわゆる高齢障害者への周知というのは重要だと思います。では、その周知はどのように考えているのか、お答えください。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松本英雄君) 軽減措置に該当する利用者へは個別に周知をしております。65歳に到達した方には、その時点で福祉課と高齢介護課の連携により、該当者へ直接周知いたします。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) ぜひよろしくお願いします。時間がないので、次の質問に移ってしまいます。 ボランティア団体などの今後についてですけれども、ボランティア団体の種類と数を教えてください。また、その団体の構成なども把握されていれば、お答えください。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) ボランティア団体の種類と数は、病院や福祉施設などでの活動が17団体、子供にかかわるものが15団体、まちづくりが14団体、趣味や特技を生かしたものが11団体、NPO法人が14団体、クリーンボランティアが32団体、その他が12団体で、合計115団体でございます。また、団体の構成についても把握をしております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 性別や年齢構成などを、これは把握されているのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 性別及び年齢構成につきましては把握しておりません。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) では、そうした団体の行事の回数、そういうことは把握されているのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 一部の団体につきましては把握しております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 過去にこういう団体が表彰など実績を上げた、そうした団体を教えていただければと思います。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 富岡市くらしの会は、ごみの減量化や消費者被害防止啓発などで環境庁の長官表彰、警察署の感謝状など数多くの表彰を受けておられます。その他、社会福祉協議会への登録団体は、厚生労働省の感謝状、県の福祉ボランティア顕彰の表彰を受けられるなど、多数の団体が活動の実績を評価されて表彰を受けられております。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) この中で出てきました富岡市のくらしの会は解散したと聞きましたが、そのことはご存じなのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 富岡市くらしの会は、本年5月に解散いたしました。 同会には、これまで消費者問題や環境問題などに積極的に取り組んでいただき、市行政にも各種審議会などの委員としてご意見をいただいておりました。会の解散につきましては、市にとっても大変残念なことでございます。なお、これまでの活動の中で組織を縮小しながらも継続していただけるものがあると伺っておりますので、引き続き支援をしてまいります。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 先ほどいろいろな表彰を受けられたということなのですけれども、その団体はやはり書類の作成など、団体内部での負担が大きかったような気がするのですけれども、そういうことはなかったのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 富岡市くらしの会からは、代表の負担が大きいことや、会員の高齢化等により継続が困難になったと伺いました。他の団体からも同様の課題があるという話がございます。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 私は、市政や施策に影響するようなこうした団体は、こういう団体に対してヘルプが必要だと思うのですけれども、そういう考えはどうなのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) ボランティア団体に対しましては、現在でも市の窓口でありますボランティアサポートセンターと社会福祉協議会とで連携して活動に関する相談等を受け、団体に対する情報提供や支援、協力を行っております。今後も活動の継続、充実が図れますよう支援を行ってまいります。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) これが最後の質問になるのですけれども、そのためには各種団体の意見収集により行政として見直しを含め、継続、維持できる施策を検討する必要があると思うのですけれども、この辺はどうなのでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) ボランティアサポートセンターへ登録されている団体につきましては、毎年活動内容等をPRするためのボランティア活動の手引を作成するために、団体紹介の原稿提出を依頼しております。その際に、可能な団体からは意見等をお聞かせいただき、施策に取り込んでまいりたいと考えております。また、隔年で開催しておりますボランティアフェスティバルに多くの団体の参加を促し、活動の様子のPRや会員募集の機会を設けることなどにより、団体の活動を支援してまいります。 ○議長(大塚利勝君) 1番。 ◆1番(佐藤次郎君) 最後に、一言つけ加えますけれども、例えば体育振興会とか、最近ではPTA、この中でも役員を半ば強制的にやらされてしまうという現状があると思います。これでは、やっぱり特に若い世代の方というのは役員になりたがらない。ある団体に入るとあの役になる。また、何かの行事がふえるということはいいことなのですけれども、それが負担になって入会してこないとか、悪循環になって、最終的には消滅するような形になってしまう、解散するような形になってしまう。この団体のことだからと言わないで、行政としても今後そうした意見を収集して、各種団体の誰もが参加できるような、特に若い人たちが参加できるように、高齢者も気軽に参加、入会できるような行政としてのヘルプをよろしくお願いいたします。 これで私の一般質問を終わりにします。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(大塚利勝君) 以上で1番 佐藤議員の質問を終了いたしました。 △休憩      午後 0時01分休憩 ○議長(大塚利勝君) 昼食のため午後1時まで休憩いたします。 △再開      午後 1時00分再開 ○議長(大塚利勝君) 再開いたします。 △続・一般質問 ○議長(大塚利勝君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。 7番議員 長沼今朝男君、ご登壇の上、ご質問願います。7番。                (7番 長沼今朝男君登壇) ◆7番(長沼今朝男君) 議長のお許しをいただきましたので、一般質問させていただきます。 私は、市政改革について、2点ほどお聞きしたいと思っております。さきの選挙において、市長は公約で市政改革、そして情報公開と掲げておりました。そこで、次の2点について市長にお聞きいたします。 1点目は、政策会議の議事録について。私は、平成28年12月定例議会において、政策会議について一般質問しました。その際の答弁の要旨は、政策会議は市行政の意思決定における最高審議機関であると、前市長は答弁しました。そして、議事録については、結果の記録は残しているが、協議の内容についての議事録など記録等はありませんと、当時の室長の答弁でありました。 そこで、市長にお聞きいたします。①、平成28年12月定例議会より1年半が経過いたしました。そして、富岡市の最高審議機関である政策会議の議事録が存在していない、また市民が議事録の開示請求もできない常態化の現況をいつまで継続するのか。また、市政改革の一端として改革をするのか。市長はどのようにお考えなのか、お聞かせください。 2点目は、富岡市の組織機構について。行政機関の組織機構は、行政の重要な根幹をなす一つに数えられ、また市政の重要なかなめであると言っても過言ではありません。過去8年間の組織機構を見ると、企画財務部、総務部と、それぞれの部が設置されていた組織であった。しかし、平成27年度から市長公室という部署に企画部門、財政部門、人事部門が統合されました。 そこで、質問いたします。①、県内他市でこのように企画、財政、人事のそれぞれが1カ所に集まった組織形態をとっているところがあるのでしょうか。他市の状況を教えてください。 細部にわたりましては、質問席で質問させていただきます。 ○議長(大塚利勝君) 市長。                (市長 榎本義法君登壇) ◎市長(榎本義法君) それでは、長沼議員さんのご質問の市政改革について、順を追ってお答え申し上げます。 初めに、政策会議の議事録についてでございますが、既に市長就任後の政策会議での協議内容につきましては、従来からの政策会議の結果のみの記録に加え、議事録を作成し、開示請求に対応できるよう指示を行ったところで、現在準備を進めております。所信表明でも申し上げましたが、透明性の向上を図り、適切な情報公開を通じて説明責任を果たしてまいりたいと考えております。 なお、2点目の富岡市の組織機構につきましては、実務的な内容となりますことから、市長公室長から申し上げます。 以上、壇上からの答弁とさせていただきます。 ○議長(大塚利勝君) 市長公室長。 ◎市長公室長(飯塚幸一郎君) 命によりまして、長沼議員さんの富岡市の組織機構につきましてお答えいたします。 本年4月1日現在の県内他市の組織機構では、沼田市及びみどり市が本市と類似した組織形態をとっております。なお、沼田市では、企画、財政、人事に加え、本市の組織機構による総務課及び危機管理課の機能を含むなど、本市以上に政策調整機能が1カ所に集約されていたところもございました。 以上、第1質問の答弁とさせていただきます。 ○議長(大塚利勝君) 7番。 ◆7番(長沼今朝男君) ありがとうございました。 それでは、再質問させていただきます。質問の前に、今市長の第1答弁の考察と、これから1件目の再質問をしますが、これが前後すると思いますが、ひとつご了承ください。では、質問させていただきます。近隣の市、例えば藤岡市、安中市等、富岡市に相当する政策会議、これの議事録が、他の市に存在しているのかどうか、ちょっとお聞きしたいのですが。 ○議長(大塚利勝君) 市長公室長。 ◎市長公室長(飯塚幸一郎君) 安中市、藤岡市両市に確認しましたところ、会議の要点を記録したものがあるとのことでございました。 ○議長(大塚利勝君) 7番。 ◆7番(長沼今朝男君) ありがとうございました。 室長の今の答弁なのですが、ちょっと理解に苦しむというか、ちょっとわからない点が1点あったのですけれども、それは今の答弁では、会議の要点を記録したものがある。私は、今議事録の要点ではなくて議事録、要するに会議録とか、そういったものがあるかないかと聞いておるのですが、ちょっと私も腑に落ちないのですけれども、実はこの答弁というか、これは私が議事録というふうに聞いているのですけれども、要点。それは同じかどうかわかりませんが、よく今はやりの、国でも言っております。国でも皆さん、議員の方とかいろんな答弁の中で御飯論法。御飯論法というのは、例えば「あなたは御飯を食べましたか、朝飯を食べましたか」、そうに聞いたところ、「食べていません。私はパンを食べました」、こういったのが御飯論法だそうです。ですから、議員さんに限らずほかのことでも、何々がどうですかと聞いたら、この何々の答弁をしていただきたい。それに似通った答弁でなくて、単刀直入に御飯論法ではなくて言っていただきたい。私が一般質問を何回もしていますが、その際に私も、皆さんもよく聞いていると思うのですが、私いつも堂々めぐり、堂々めぐりはだめだと、よろしくない。皆さん、記憶にあると思います。それと全く同じ、同じか類似している。堂々めぐりとか御飯論法とか、そういったものはよしましょうよ。というのは、市長も新しくかわったことですし、公正な行政を答弁、それをぜひとも職員の皆さんもお願いしたいというふうに思っております。ちょっと苦言を呈してしまった。申しわけないです。 ところで、実は私も近隣の市、約5市以上のところにお伺いを立てました。そうしましたら、全部回答がありました。富岡市の意思決定機関と相当する会議で議事録はありますか。あります。整備をされていますというふうな答弁をいただきました。5市以上の市です。名前は言いません。そして、逆にただ1市だけ、政策会議という名前の呼び名なのですが、政策会議でない。庁議、市庁舎の庁議、政策会議でなくて庁議という呼び名で答えていただいた市がありました。これが、5市以上、私がお聞きしたところの現状です。これが現状なのです。富岡市だけがなかったということになります。この近辺、近隣で。 もう一点、今思い出したのですけれども、私が議事録は整備されていますか、あるのですかと聞いたところ、ある市では、逆に私は聞かれました。「富岡市さんはありますか」。私は答えました。「ありません。ないのです」。そうしましたら、その方々はけげんな顔をして、不思議そうに思って、首をかしげていた。そういったことを今思い出しました。 さて、先ほどの市長の第1質問の答弁でありますが、この答弁を考察したいと思います。今ここにいらっしゃる全員の方がお聞きになったというふうに思いますが、1点目は従来からの政策会議の結果のみの記録に加え、市長就任後の政策会議における協議内容につきまして、新たに議事録を作成するよう指示を行ったと。もう一点、今後議事録の開示請求に対応できるよう、現在準備を進めている。率直に答えていただきました。ですから、平成28年12月から私は提言してきました。ようやく今ご説明したとおり、近隣の市等と肩を並べることができるようであります。大変これからですけれども、いいのかなというふうに私自身思っております。早急に市長の判断を成就していただきたいというふうに思います。 また、ちょっと思い出したことがありますけれども、よく思い出すのですけれども、平成28年12月の一般質問で、私が協議内容の議事録はあるのですか、どんな理由でないのですかとお聞きしたところ、当時の室長がこう答えました。忌憚のない意見が出るようにと。忌憚のない意見の議事録もないのが、どうして富岡市の道しるべになるのでしょうか。全く逆だと思います。この議事録はなくてはなりませんと私は思います。これで政策会議の議事録についての質問は、市長、ありません。ぜひ答弁のとおり、よろしくお願いいたします。 次の組織機構の質問ですが、今の政策会議の議事録と大変関連性を含んだ箇所がありますので、ご了承していただきたいなというふうに思います。では、組織機構についてお聞きしたいと思います。第1質問の答弁では、現在群馬県12市のうち9市がこの市長公室でない、3市が市長公室という組織をとっている。みどり市、沼田市、富岡市という答弁でありました。このほかほとんどが市長公室という組織は持っていない、とっていないということであります。 では、質問ですが、富岡市はこの市長公室という組織機構を過去に一、二回、変えております。この組織機構になったのは平成27年で、それ以前にもありました。こういった改定はあるのですが、何か不都合というか、デメリットというか、そういったことはありましたか。それともありますか。ご答弁をお願いします。
    ○議長(大塚利勝君) 市長公室長。 ◎市長公室長(飯塚幸一郎君) 特にございませんでしたが、業務の内容も常々変化しておりますので、常に見直しが必要かどうか、考えているところでございます。 ○議長(大塚利勝君) 7番。 ◆7番(長沼今朝男君) ちょっと今の私の質問が愚問だったかなと今思います。というのは、職員の皆さんに不都合がありますかと聞いて、はい、ありますとは答えられないですね。これは、私のちょっと愚問でした。 ただ、今の答弁の中でこうに言っているのです。室長は、常に見直しが必要かどうか考えています。これは一歩前進だと思います。今笑っていらっしゃるけれども、にこやかに。以前はそんな顔は見せていない。引きつった顔をしていた、私の私見ですが。できれば、今室長が答弁されたように、職員の皆さんも考えていただいて、市長を中心として、常に見直しが必要かどうか考えていただきたい。私は今そうに思っております。 では、余りそういう愚問を呈すことができませんので、視点を変えて質問をさせていただきたいというふうに思います。私は、この富岡市の組織機構は一極集中と私の目に映って仕方ありません。先ほど政策会議の議事録についての質問の中で、組織機構と政策会議の議事録は深い関連性があると言いました。そういった深い関連性を含んだ質問を市長にお聞きいたします。 質問ですが、先ほどの答弁で、沼田市とみどり市が富岡市と組織機構が類似しているというふうな答弁ですが、他の全部の市は企画財政、人事等は分けています。これを1カ所に集約、すなわち一極集中的ということは、トップダウンで速やかに行うことがメリットでもあり、トップの判断だけ、独裁とは言いませんが、こういった場合が多くなる。このトップの判断が誤った場合、これはトップも人間であり、神様でも仏様でもありません。多分に誤った判断をする場合もあると思います。このような場合は、十分な議論や検証が行われず、事業が進んでしまうため、将来に大きな疑問、また禍根を残すことになりかねない。また、議会ともぎくしゃくする要素にもなりかねない。 そこで、市長にお聞きいたします。行政が行うべきは一極集中ではなく、企画部門、財政部門、人事部門等の専門分野の職員が多角的な見地から意見を出し合って意思決定をする。こうした組織機構こそが行政の使命を果たし、市長の掲げる公約の情報開示をも遂行し、実行できると私は思いますが、市長はどのようなお考えでしょうか。 ○議長(大塚利勝君) 市長。 ◎市長(榎本義法君) 組織機構が有効に機能するためには、共通のルール認識と役割分担による権力の分散が必要であると言われておりますが、深刻な人口減少や超高齢化社会など、部局横断で取り組むべき政策課題が増大している中で、市長のトップマネジメントにより組織が一体となって、重要施策にもスピード感を持って臨む体制が必要であることも確かでございます。 また、本市における政策決定は、市長を含む特別職と部長職で構成されます最高意思決定機関の政策会議で、専門的かつ多角的な見地から意見を出し合い、行っておりますが、今後状況を見ながら、必要に応じて検討してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、風通しのよい組織運営を行い、市民の皆さんへ積極的に情報発信するとともに、多くの声を市政に反映していきたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 7番。 ◆7番(長沼今朝男君) ありがとうございました。 今の市長の答弁は、私なりに分析させてもらいますと、これなぜかというと、この組織機構については一番大事なところですから、ちょっと分析させていただきたい。1つ目は、こう答弁しております。共通のルール認識と役割分担による権力の分散が必要である。権力の分散が必要である。全くそのとおり。言葉を変えれば、一極集中ではだめだとも認識できます。2つ目は、最高意思決定機関の政策会議で、専門的かつ多角的な見地から意見を出し合い、行っておりますが、私は初耳なのです。もう行っているのですね。これはお見それしました。3点目は、風通しのよい組織運営を行い、市民の皆様へ積極的に情報発信する。これは、情報発信、情報開示、これは市長は公約でも言っております。ですから、そのとおり答弁されたのだと思うのですが、この3点については私も認識するに値するというふうに感じておりますが、最後に確認のため、市長にお聞きいたします。 今の答弁の中に、意思決定の政策会議で専門的かつ多角的な見地から意見を出し合い、行っておりますとありますが、現在の一極集中的でない財政部門、企画部門等、このような専門分野を整備した組織機構に改革する意思はおありでしょうか、お答えください。 ○議長(大塚利勝君) 市長。 ◎市長(榎本義法君) 組織全体の見直しも踏まえて、前向きに検討してまいりたいと考えております。 ○議長(大塚利勝君) 7番。 ◆7番(長沼今朝男君) ありがとうございました。 最後に確認のためお聞きしたことで、私も少し認識することができました。少し市長のお考えがわかってきたような気がします。ぜひよろしくお願いしたいと思います。また、もう一点、今の答弁の中で私も大変気になった点がありまして、それは今の答弁の中で、組織全体の見直しも踏まえて、組織全体も見直しする。先ほどの室長が答弁した、見直しをという言葉が出てきました。ナンバーワンとナンバーツーが見直しという言葉が出てきましたので、ぜひともよろしくお願いしたい。 ただ、1点、ちょっと蛇足ながらお話ししますと、組織全体の見直しもというふうに答弁されました。実は、私はかねてよりこの組織について、ちょっとおかしい点が富岡市はあるのではないか、大分前から。誰とは言いません。大分前からあります。それは、予算と組織機構がちぐはぐ。理解できない。整然としていない。それはどういうことかというと、例えば公民館、予算編成上は教育委員会、教育費、10款。ところが、組織上は総務部の地域づくり課。また、館長の任命は教育委員会の教育長。何か理解できないところがある。職員の皆さんもわかっているのではないか。わかっている方もいるのではないかと思います。 もう一点、最近ですが、スポーツ振興課、文化振興課、これも全く同じ。予算はたしか教育費、10款です。しかし、組織上は、石田さん、あなたのところですね、市民生活部です。これは、予算上、組織上、職員の方はどこが所管なのか、誰が上司なのか。はたまたお金を出している部門がどっちなのか。そういった組織上、また運営上、こういったことも職員のどうにしたらいいかというふうなことも出てくるというふうに思います。これは市長、蛇足で私は言いました。検討していただければよろしいかなというふうに思います。市長の市政改革についての意思というのは少しずつわかってきました。そのような意気込みで市政を執行していただきたいというふうに思います。 最後に一言。最高審議機関の政策会議と組織機構は大変重要な関連性があると私は思います。例えば一極集中的な組織機構で政策会議を行えば、単体でしかない議論の集約になりがちであり、ましてや協議内容のない議事録では、後世の富岡市民の皆さんの指針にもならないのは必定です。しかし、企画部門、財政部門等複数の視点からそれぞれのエキスパートの職員の皆さんが議論を重ねれば、より一層高度な行政を保持することができると私は確信します。そして、そこで集約された議事録は、後世の市民の皆さんの道しるべになりますし、富岡市の将来にもつながると思いますが、いかがでしょうか。ぜひとも市長におかれましては、政策会議の議事録と組織機構の改革を切にお願いして、私の一般質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(大塚利勝君) 以上で7番 長沼議員の質問は終了いたしました。 △散会 ○議長(大塚利勝君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は、明日午前10時から開きますので、ご出席をお願いいたします。 本日は、これをもって散会いたします。大変ご苦労さまでした。                                 午後 1時34分散会...